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紀州南高梅の梅干ができるまで

紀州南高梅の梅干は、粒が大きく肉厚なのに皮が薄くて柔らかいのが特徴です。

なんといっても口に含んだ瞬間の『とろけるような食感と、酸っぱい味』梅干好きをはじめ、多くの日本人を魅了しています。

その肉厚でとてもおいしい紀州南高梅の梅干作りは、まさにすべてが『手作り』で、最高の梅干和歌山から全国にお届けしようと、当農園では家族総出で作業を行っています。

■収穫方法

多くの梅干は、熟度7.8割ほどの固いを収穫して塩漬けをしているようです。

そうして漬け込まれた梅干は、皮も果肉も硬くなってしまいますが、当農園は違います

半熟や未熟の紀州南高梅は見るからに硬そうですが、十分に熟しきった紀州南高梅はふっくらと柔らかくなり、黄色味をおびてきます。

私達は、紀州南高梅の果実を枝に付いたまま十分に熟成させ、熟しきって自らの重みに耐え切れずに自然落下したを、一粒一粒傷をつけないように丁寧に手で拾い24時間以内に塩に漬け込みます。

果実を十分に熟成させ、その直後24時間以内に塩で漬け込む為、ふっくらと柔らかい肉厚の極上の紀州南高梅の梅干が出来上がるのです。

完熟南高梅 完熟落ち梅 塩づけ南高梅

塩漬け

熟しきった紀州南高梅を丁寧に拾い集め、数時間後には『あらびき原塩』により塩漬けを行います。

天日干し

約一ヶ月間の塩漬けの後、紀州梅の里の風物詩である『天日干し』が始まります。

梅雨が明けると、木のせいろ一面に塩漬けされたがいっせいに広げられます。

当農園では、昔ながらの木製のせいろを使用しています。大きさは1畳分あり、一人で持ち運びするには困難ですが、湿気を良く吸うので干し上がりがとても美しいのです

あたり一面に梅干の酸っぱい香りが漂い始めた頃、今度はの一粒一粒にまんべんなく真夏の強い日差しを浴びさせるために、の向きを変える『返し』という作業に取りかかります。

の皮を破らないよう手先に神経を集中させながら、一粒づつ手に取り、裏返していきます。

もちろんすごく手間と時間が掛かりますが、梅干しを全体に柔らかくしっとり仕上げる為には、欠かすことのできないとても重要な作業なのです

この『天日干し』は、この作業を昔から『三日三晩の土用干し』といわれるように、約3日から、長ければ1週間かけて梅干を仕上げていきます。

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検品

そうして私達が丁寧に干し上げた紀州南高梅の梅干を、今度は検品していきます。

全国の皆様に最高級品質の梅干をお届けできるよう、選別には十分気を付けています。

どんなに小さな斑点・傷も見落とすことのないよう一粒ずつ手に取り、細心の注意を払って厳選しております。

こうしてお客様のお手元へ届きます。

紀州南高梅の梅干は、とても皮が薄くてデリケートな為、梅干作りは人の手でしか行えない、すべてが完全手作業で行っているのです。